逆にそれが一番ダサいかもよ ~将来ハゲたら潔く剃ると言っている若者へ~
最近、ただなんとなくではありますが、おふろで鏡に写った自分を見て「おでここんな広かったっけ?」と思いました。過去、前髪を上げておでこが写っている写真もないので、比較のしようもありませんし、ホントになんとなく思った程度です。
が、一度気になると気になり続けてしまうもの。現在27歳、まだまだ若者扱いを受けることが多い年齢ですが、人によってはありえる年齢です。
前髪の生え際後退、これはあきらめのタイミングを見誤ることだけは避けなければなりません。
たまに、生え際がだいぶ後退しているのを前髪を伸ばして隠そうとして、逆に不自然で目立っている人を見かけます。ある程度までは、前髪でなんとかなるかもしれませんが、いきすぎるとイタい感じになるので、どこまでねばってどこであきらめるか、判断のタイミングが非常に重要です。気を遣わず「もうさすがにキツいよ」っていってくれる人がいればベストですね。
気にしすぎても逆によくないと思いますが、今後、気をつけておきたいと思います。
さて、それに関わって、
若者が、「おれは、将来ハゲたら潔く全部剃る」と言っているのをよく耳にします。誰もが一度は議論したことのある議題ではないでしょうか。
そういう話になれば、私もそうするのが最善のような気がします。たぶん、多くの若者はそのように考えているのではと思います。
未練がましく残り少ない髪の毛を伸ばしている姿はダサいという認識なのでしょう。
若者は男性であれ女性であれ、中途半端にせずいっそ潔く全部なくすべきという意見を述べることが大半を占める印象です。
実際どうなのか。
職場を見渡して、世間を見渡して、髪の毛が薄くなった方々のなかで、潔く全く髪の毛がない人はいったいどれほどいるでしょうか。
ほとんどいません。
いざ、大切な髪の毛が減ってきたら、やはり惜しくなると思います。まして、育毛・植毛技術が発達している現代において、可能性が残っているにもかかわらず、潔くすべてを捨て去るという決断を下すのは、とても難しいでしょう。
若いみなさん、将来、一歩踏み出す勇気を持てない可能性も大いにあるので、今はあんまり調子いいこと言わないほうがいいですよ。それ一番ダサいかもしれないですよ。
とりあえず私は、前髪生え際後退が現実となった場合はひとまず短髪にしようと思います。