マコトの徒然日記

日々思うことを綴ります。よく頭おかしいと言われます。

【スプラトゥーン】ジャイロ操作がスティックより有利っていわれるのはなんで?

最近、スプラトゥーンを始めました。スプラトゥーン自体はこれまでまったくやったことがなく、3も最初は、多少興味はありつつもやるつもりはないという感じに思っていましたが、友達に誘われたので買いました。結果、どハマりしています。

 

さて、スプラトゥーンを始めるにあたって、多くの人が最初にぶつかる壁は「ジャイロ操作」ではないでしょうか。

内蔵されているモーションセンサーを利用し、スティックやボタンではなくコントローラーそのものを動かして操作する、というものです。ジャイロ操作は主にゲーム画面内での視点操作(エイム)を行うもので、その他の操作はコントローラーのボタンやスティックで行います。今回のお話もあくまで「視点操作(エイム)」という観点でのお話です。

 

このジャイロ操作、一般的には、「慣れるまでは難しいけど、慣れればスティック操作より繊細なエイムができる」といわれています。ジャイロ操作に慣れてきた私も、そんな気はします。

長らくプレイしてきたApexLegendsのようなFPSゲームにおいても、コントローラーでのスティック操作よりもキーボード&マウス(視点操作はマウス)のほうが繊細なエイムができると言われています。そのため、コントローラー(PCゲーム界隈ではPADと呼ばれます)での操作には、エイムアシストという補助システムが働くようになっており、どちらかが一方的に有利にならないようになっています。

 

このように、「コントローラーのスティック操作でのエイムよりもジャイロやマウスでのエイムのほうが繊細な操作ができる」といわれているのは、なんとなくそのとおりなのはわかりますが、なんでなのかをあらためて考えたことはありませんでした。スプラトゥーンでジャイロ操作を実際に体感して、理由がなんとなくわかったので書いてみます。あくまで主観です。

 

【前提】

ここでいう視点操作(エイム)とは、視点を移動して照準(画面中央)を目標物に合わせることをいいます。

エイムに必要となる情報は、「視点移動の距離(角度)」です。画面上、照準より5cm左にある目標物にエイムを合わせるには、視点(照準)を左に5cm動かす必要があり、その視点移動を行うことを視点操作(エイム)といいます。

 

【コントローラーのスティック操作でのエイム】

コントローラーのスティックでのエイムは、視点移動したい方向にスティックを倒します。視点移動はスティックを倒し続けている限り続きます。長い距離を移動させたいときはその分長い時間スティックを倒し続けることになります。

さらに、スティックを倒す度合いによって視点移動のスピードも変わります。ほんのわずかスティックを傾けると、視点はゆっくり移動しますし、大きく傾けるとその分視点移動のスピードは速くなります。当然ながら、速いスピードで長い時間、視点移動を続けるほうが視点移動距離は長くなります。

このように、コントローラーでの視点移動の距離は、「スティックを倒し続けた時間(視点移動を続ける時間)」と「スティックを倒す度合い(視点移動のスピード)」によって決まります。

 

【ジャイロでのエイム】

ジャイロ操作はコントローラーの傾きを変えることで視点を操作します。視点を左に移動したければコントローラーを左に向けます。

ここで重要なのは、「コントローラーを傾け続けている時間」は視点移動の距離には関係がないということです。操作感度によって違ってきますが、説明のために単純化して説明すると、コントローラーを左に45度傾けてその状態を10秒間キープした場合、視点は45度左を向いた状態を10秒間キープします。コントローラーの向きを正面に戻すと視点も正面に戻ります。

コントローラーを向けるスピードは視点移動のスピードに直結しますが、あくまで視点移動の距離は「コントローラーを傾けた距離(角度)」によって決まります。

 

【マウスでのエイム】

基本的にはジャイロ操作と同じです。マウスを動かした距離に応じて視点が動きます。マウスを動かすスピードは視点移動のスピードに直結しますが、視点移動の距離は「マウスを動かした距離」で決まります。

 

 

【結論】

つまり、コントローラーでのエイムは2つの変数によって決定されるのに対して、ジャイロ・マウスでのエイムは1つの変数だけで決定されます。

さらに、ジャイロ・マウスで参照される一つの変数というのは「手元を動かす物理的距離」であり、視点移動で動かすものと同じ「距離」であるため、コントローラーの「親指で力を加える時間(スティックを倒す時間)」や「親指で力を加える強さ(スティックを倒す度合い)」よりも、直感的に、目で見た「視点移動の距離」を再現しやすいのだと思います。

このように、

・エイムに必要な変数が少ない

・エイムに必要な変数がより直感的な情報である

という2つが、「ジャイロ・マウスのほうが繊細なエイムができる」と一般的にいわれる要因でしょう。

 

 

 

七夕みたいな科学的現象をおとぎ話みたいに説明したやつ

先日、7/7、七夕でしたね。

保育園や小学校ぐらいのころは短冊に願い事を書いたり給食で七夕ゼリーが出たり、いろいろとイベント的な要素がありましたが、年齢を重ねた今となっては何もないので、当日になってニュースなどを見て「そういえば今日七夕か」ってなるぐらいの感覚です。今年もまた然りでした。

 

さて、七夕の話題でよく出てくるものといえば「天の川」ですね。

星(実際には宇宙のゴミなども多く含まれているそうですが)がたくさん集まって川のように見え、それが七夕の日に頭上にきれいに見えるというものだったかと思います。

また、そんな特徴から、天の川を渡って織姫と彦星が年に1回だけ会うことができる日というようなお話も語り継がれています。

そういう一見不思議に見える自然現象とかに、科学の発展していなかった昔の人がファンタジーなお話をくっつけた、というのは割といろいろあると思います。

 

そういうのが今でも語られてるのって、「昔の人が考えて長く語られてきた」っていう理由で今でも語られてるんだと思います。歴史学とか民俗学的な記録として、「過去、この現象はこんなおとぎ話とともに語られていた」というふうに学術的に残っているのではなく、一般の人々にも広く伝わっています。これって、あらためて考えるとすごいなって思うわけです。

 

そういう伝承的なお話って、そもそもそういうことを求めるものじゃないかもしれませんが、別にそんなおもしろいお話ではない。なのに、語り継がれ続けています。

なんか、作り話なはずなのに、語られる場では、なんとなく真実であるかのような雰囲気で語られます。なんとなく「そうなんじゃないか」って思わされる普遍性があるからこそ、ここまでおとぎ話として語り継がれてきたんでしょう。

そういう意味では、科学が発展した今では、すぐに「そんなんありえない」「そんなはずない」「これはこういう原理で・・・」っていうふうになってしまうので、そんなお話はもう生まれないのでしょう。科学の発展によって逆に作れなくなった、というのはなんだか不思議な感じですね。

 

というただの感想でした。

 

 

ここで七夕の思い出をひとつ。

 

高校生のときだったと思いますが、私とは別のところでとある男子がこんなことを言っていました。

「年に1回しか会えんのやし、織姫、七夕と女の子の日が重なったら最悪やな」

 

おとぎ話には変な現実を持ち込まず、おとぎ話のままにしておきましょう。

【バレー】ネーションズリーグ大阪大会を観戦に行きます

割と今さらですが、バレーボールの国際大会、ネーションズリーグが始まっています。

新型コロナウイルス対策としてイタリアでの集中・無観客開催、東京オリンピックの前哨戦という感じであった昨年とは違い、今年は例年のように世界各地で転戦、有観客という形式です。

すでに男女ともにブラジルラウンド、フィリピンラウンドの2週が終わり、各国8試合を終えています。日本代表はブラジル・フィリピンどちらでも人気が高く、特にフィリピンでは日本開催かと思わされるような熱狂的な歓声・応援を受けており、ニッポンコールまでされていました。自国が出場していない大会で、他国にここまで熱狂的な応援をするのかと、驚かされました。同じアジア人だからということなのか、純粋に日本代表選手がいちバレーボール選手として世界で人気なのかはわかりませんが、日本人としてはうれしい限りです。

 

さて、アツい試合が繰り広げられるネーションズリーグ予選ラウンドも残り1週。女子はカナダでの開催ですが、男子はなんと日本・大阪での開催です!

東京オリンピックは無観客だったので、有観客でバレーの国際大会が日本で開催されるのは2019年のワールドカップ以来ではないでしょうか。2020年のネーションズリーグは、京都の島津アリーナも会場になっていたんですが、コロナ禍が始まって大会自体が中止になってしまいました。

 

満を持して観戦に行ってきます。7/9のチケットをとりました。日本はドイツと対戦する日です。

Vリーグでは見ることのできない石川や髙橋藍をついに生で見ることができるのかとワクワクしています。また、自国の試合ではないにもかかわらず、日本代表の試合を楽しそうに観戦していたり応援していたりするブラジルやフィリピンの人々を見てうれしくなったので、日本戦以外の試合も見たい気持ちが高まりつつあります。

 

そんなネーションズリーグ観戦に備えて、これまでの振り返りとか大阪での期待とかを自分の中で整理しておきたいと思います。

 

【これまでのこと】

〇全体的なこと

日本男子は8試合を終えて現在6勝2敗。イランのようなライバル国にも勝利し、イタリアなどの格上にも勝利をおさめており、絶好調といえます。敗戦についても、世界ランク最上位のアメリカ・フランスに敗戦しましたが、アメリカ戦はフルセットにもつれ込むなど、世界のトップとも十分に戦えるレベルにあるという実感を伴った敗戦でした。

具体的には、オリンピックで見せた多彩な攻撃は健在ながら、サーブ力の向上や、ブロック・ディグといったスパイクに対する守備力の向上が目立ったように見えました。

石川祐希

日本代表の柱であることは言うまでもありませんし、それは変わりません。

すでにステータスは全体的に高いですが、サーブがより強力になった気がします。東京オリンピックでもほしいときにサービスエースをとり、さすが!と思わされることがありましたが、今大会ではさらにサービスエースを量産しています。エースだけでなくても、相手を崩すことも多く、つねに効果的なところを狙えているのではと思います。

 

〇西田有志

こちらも言うまでもなく絶対的エースで、それは揺るぎませんが、サーブ力やアタック決定率がさらに高まっているように思います。そして何より、その実績を背に、今まで以上にムードメーカー的にチームを引っ張っているように見えます。

 

〇山内晶大

今大会ではかなり目立った存在になっているように思います。

スパイカーやセッターの力量によるところも大きいとは思いますが、クイックの打数が多く、そしてよく決まっているように思います。もう一人の主なスタメンである小野寺と比べてもよく決めている気がします。

また、サーブもとてもいいです。これまで、山内のサーブはいいほうやけどそんなに相手を崩しているイメージもない、という印象でしたが、今大会ではよく相手を崩しているように思います。

ブロックでも、ドシャットは他と比べて少ないようには思いますが、よくワンタッチをとって守備に貢献できていると思います。

 

〇宮浦健人

出場はブラジル大会での一部のみですが、十分に存在感を発揮していたと思います。

特にアメリカ戦では西田温存でのフル出場でしたが、西田に負けず劣らずの高い決定力を見せてくれました。清水が代表を引退した後の新生OPですが、すでに西田だけじゃないぞと思わせてくれる存在になっています。アメリカ戦の次の試合では、休養十分で絶好調な西田が暴れ回っており、そういう意味でも、西田頼りにならないための大切な人材だと思い知らされました。(大竹がんばれ)

 

〇髙橋藍

ついこの前、春高で名をとどろかせたばかりな気がしますが、すでに石川とともに日本を支える存在になっています。

今大会、各国がデータを持っていない存在として挑んだ昨年大会や東京オリンピックとは違い、各国も対策をしてきているのかと思われ、攻撃ではそこまで目立ってはいないように思います。

が、そもそも彼のセールスポイントは守備。「リベロが二人いるようだ」というコメントは、今大会中すでに何度か聞いた気がします。それほど、日本の守備(さらにはそこからつながる攻撃)を支える存在です。福澤さんは、レシーブでのポジションどりがとても上手いと分析していました。

 

〇関田誠大

もはや揺るぎない日本代表セッター。藤井が離脱した今、なおさら欠かせない存在です。上記のようにMBも含めたいろいろなアタッカーが世界の高いブロックを相手に活躍できているのを見ると、やはり関田のトスワークによるところも大きいと思います。実際に試合を見ていても「そこからそのトスを上げるか~」「そこでクイック使うか~強気やな~」と思わされることも多いです。

日本代表(ブラン監督)は今、高身長セッター育成によるセッターの大型化を目指しているようですが、やはりまだしばらくは低身長であろうと、関田が日本を支えることになるのではないでしょうか。

 

書き出したらキリがないのでこれくらいにしておきます。

 

【大阪での期待】

〇とりあえず生で見たことない選手を生で見たい

まだ生で見たことのない石川や髙橋藍、関田などのプレーを生で見られるのが何よりも楽しみです。彼らが当日のスタメンであることを祈ります。

 

〇日本戦以外の観戦

フィリピン大会で、自国の出場のないフィリピンの人々が会場を満員にして、日本を熱狂的に応援していたのが、見ていてとてもうれしかったですし、ブラジル大会でも少ないながら日本の選手を応援している人が映るとやはりうれしかったです。

少なくとも、日本戦の前のアメリカvsカナダは観戦したいと思っています。日本人が、自国の試合だけではなく、他国同士の試合も含めて、純粋なスポーツ観戦としてバレーを楽しんでいる姿を見せるのが、フィリピンの人たちへの恩返しになるとともに、これからの国際大会の日本への誘致につながると思います。

という思いはありつつ、世界トップのプレーを生で見たら、そんな考えそっちのけでテンション上がると思います。

個人的には、普段見ているVリーグの外国人選手のなかでも特にクビアクやクレクが好きなので、他国を応援するなら絶対ポーランド!っていう気持ちですが、ポーランドは大阪には来ないので、そこだけは残念ですね。「クビアク代表おつかれ!クレクがんばれ!」ってメッセージ掲げて、ポーランドの人たちに届けたかったです。

 

初の国際試合観戦、とにかく楽しみです。

続・パナソニックパンサーズへの大学生選手入団って業界的にどうなの??~現役大学生のすごさを目の当たり編~

2022年3月12日、Vリーグの試合を観に行きました。

パナソニックvsサントリーパナソニックのホームゲームです。

 

いつぞやに初観戦の記事を書いてから何度か枚方に試合を観に行っており、今回は4回目で、もういろいろ慣れたもんでした。

とはいえ、サントリーを生で観るのは初めて、パナソニックも現役大学生2人や牧の加入後初の生観戦だったので、大塚や柳田、ムセルスキーなど多くの有名選手をついに生で観られて、とても楽しかったです。

 

試合についていえば、私の個人的な予想は大いに裏切られ、パナソニックの圧勝でした。せっかく楽しみにしていたのに、ストレートで終わってしまい、もうちょっと観たかったな、という感じでした。

今回の試合、パナソニックはサーブで柳田を徹底的に狙っていて、それによって柳田も体勢を崩され、なおかつサーブレシーブもあまりよくなかったため、サントリーはミドルを使えず柳田もなかなか攻撃に入れず、ムセルスキーに託すしかない、といった状況が割と多かったです。パナソニックは待ってましたといわんばかりにムセルスキーにブロックを集中、ブロックとディグが一体となって守り、ムセルスキーがなかなか決められない状況を作り出していました。一方、パナソニックは柳田と同じアウトサイドヒッターの大塚やクビアクも安定したサーブレシーブを見せ、多彩な攻撃ができていたように思います。

 

今回の観戦を通してあらためて感じたのは、パナソニックに加入した現役大学生選手の存在感の大きさです。特に大塚は、攻撃に守備に大活躍でした。

純粋に新世代の活躍・今後の日本男子バレーのさらなる強化をうれしく思う反面、やっぱり心の中のモヤモヤはありました。こんな、他のチームがどこもやっていないような戦力強化をして、しかもこんなにすごい活躍を見せられて、それで「勝ちました!」って言われても、なんかちょっとなんだか・・・という感じでした。

 

以前に↓の記事を書きましたが、

 

makoto-mtfbwy.hatenablog.com

 

 

↓の記事がまさに私が疑問に思っていたことに触れてくれました。

 

 

現役学生選手の加入は、日本のバレー界にとっては間違いなくプラスになることですが、パナソニックがそんな大義名分を武器に、Vリーグ内の暗黙の了解に踏み込み、競争になる前に有望選手を獲得した現在の「先にやったもん勝ち」状態、やはりリーグ内では批判もあるようです。

そのあたりのルール整備はやっぱりこれからの課題みたいですね。

 

次のオリンピックまで時間がなくて、若手選手の強化が急務であること、選手たち自身がそれを痛感していることが今回パナソニックが選手加入に踏み切ったことの大きな要因でしょうし、実際にルール上では認められているけどみんな暗黙の了解的にやっていなかったというややこしい状況が賛否を生んだ要因なのでしょう。

とはいえ、Vリーグの選手たちは生活をかけて仕事としてバレーをしているのであり、「日本バレー界の発展」のようなキレイゴトですますことのできない一面もまちがいなくあると思います。

 

これを機に、他にも即戦力となる現役学生選手を入れるチームも出てくるかとは思いますが、ちゃんとみんなが納得のできる形で、心おきなく日本バレー界の発展を喜べるような形で進んでいってほしいなと思います。

 

 

とはいえなんやかんや、大塚の活躍が見れてとても楽しかったです。また、サントリーは内定選手の鍬田も出場していました。鍬田vs大塚の2018年春高決勝の因縁の対決に、一人で勝手に感動していました。

いつか、石川祐希高橋藍も絶対に生で見たいですね。

 

 

 

パナソニックパンサーズへの大学生選手入団って業界的にどうなの??

久々にバレーの話題です。

 

年明けから、パナソニックパンサーズの異例の選手入団発表がバレーファンを賑わせています。(と思います。少なくとも私は賑わっています。)

 

1月の年明けすぐ、早稲田大学3年の大塚達宜(日本代表)と筑波大学エバデダンラリー、さらについ先日、高松工芸高校3年で4月から筑波大学に進学する牧大晃の入団が発表されました。

 

Vリーグの選手(男子)はこれまで、多くの場合は大学卒業後、場合によっては高校卒業後にチームに入団しており、現役の学生が掛け持ち状態でチームに入団することはありませんでした。そのようなことから、今回の現役学生の入団は史上初のこととして大きな話題となりました。

1月加入の選手たちはすでにリーグで活躍しており、牧選手も3月下旬に大学チームに合流するまでパナソニックでプレーするとのことです。この選手たちは基本的には大学でプレーし、大学バレーのオフシーズンとなる12月~3月にパナソニックでプレーすることになるようです。

 

京都在住で、Vリーグを観に行くとしたら一番近いパナソニック、という私にとってはとてもうれしいニュースでした。3月の枚方ホームゲームのサントリー戦か東レ戦を観に行こうと思っていたところなので、大塚選手や牧選手まで生で観られるかと思うと、とても楽しみです。

 

が、これってVリーグ内の業界的にはどうなんでしょうか?

 

当然ながらリーグの運営側に選手登録がされているので、リーグ的にはOKなんでしょうけど、他チームからしたらどうなんでしょうか?

「そんなんありなんやったら、ウチだってやるわ!」「誰も手出さんタイミングで囲い込みにいってズルい!」みたいなふうになってはないんでしょうか。

Vリーグへの入団がどうやって決まるかはわかりませんが、少なくとも野球のようなドラフト会議はありません。(裏ではやっているのかもしれませんが)毎年、各チームが内定選手を発表するのみで、大学4年または高校3年の選手です。基本的には、大学や高校の卒業見込みの選手が就職活動的なことを行うのか、チームから声がかかるのか、そんな感じなのでしょう。

 

そんななか、パナソニックが現役大学生に手を出しました。

若い才能の育成による日本男子バレーのレベルアップを目指し、将来的には選手の海外挑戦などもサポートしていくとのこと。日本バレー界にとってはとてもいいことだと思います。大学生選手にとっても、早々にイタリア挑戦が実現した髙橋藍選手のように、常識にとらわれず、早い段階からより高いレベルの環境で挑戦できる機会が与えられるのは願ってもないことだと思います。

 

が、Vリーグで競い合う他チームの立場から考えると、そのような大義名分がありながらも、現役大学生の加入は当然ながら「チームの戦力強化」でもあります。日本代表でオリンピック出場まで果たした大塚選手の加入は特にそんなふうにも見えます。「全チームで取り合いになる前に、抜け駆けして現役大学生のうちにチームに入れてしまおう」という意図があるともとれてしまいます。

 

別にそこにルールはないんやしいいやんっていう考え方もあるとは思いますが、競技である以上、全チームで平等にすべきところもあると思います。

今回の件が、実際のところ業界内でどうなんやってところはわかりませんし、ちゃんと全チーム納得の上での結果なのかもしれませんが、ちょっと裏事情が気になるニュースでした。

 

まあ一ファンとしては、気軽に行ける枚方で大塚選手や牧選手が観られるのは単純にうれしいので、3月の試合はぜひとも観に行きたいと思います。

 

 

ポケモンってすごいね

日々思ったことを書いているので仕方ないですが、一度何かにハマるとどうしても記事の内容が偏ってしまいます。

 

少し前にポケモンダイヤモンド・パールのリメイクが発売されて、世間はその話題で賑わっていました。

 

私は、いまかれこれ5ヶ月ほどポケモンユナイトをやっていますが、正直、ポケモンそのものには興味がありません。昔、ゲームボーイカラーで金だけやりましたが、特におもしろいとも思えず、それ以降はポケモン関係はアニメなども含めてほとんど関わってきませんでした。なので、今回のダイヤモンド・パールのリメイクも個人的には全然興味はわきませんでした。

 

今現在、ポケモンユナイトをやっていますが、ポケモンに興味ないなら、MOBA好きなのか?と思われるかもしれませんが、MOBAも今回初めてプレイしました。他の有名なMOBAゲームはなんとなく名前は聞いたことはありましたが、正直どんなゲームなのかもまったく知りませんでした。

 

ポケモンユナイトを始めたのは、本当になんとなくです。

年齢を重ね、一人でクリアを目指すようなゲームはもうあまり楽しめなくなり、マルチで遊べるゲームしかやる気が出なくなっていたところに、ポケモンの新ゲームが出たと話題になっており、ポケモンだからといって食わず嫌いせず、ちょっとやってみようかな」となんとなく思ったのがきっかけです。実際やってみたら、とてもおもしろくてハマった、という感じです。出てくるポケモンは半分以上知りませんが。

 

「ちょっとやってみようかな」と思わせる、これはポケモンだったからだと思います。ココがポケモンのすごいところだと思います。

 

もともとあったMOBAゲームにはまったく興味がわかなかった(スマホゲームだったというのもありますが)のに、ポケモンを題材にしているだけで目につきます。

まったく初めてのゲームジャンルでも、「ちょっとやってみようかな」と思わせる圧倒的敷居の低さ、それを実現しているのがポケモンというコンテンツの力だと思います。

MOBA初心者でも、ポケモン好きなら「ポケモンの新ゲーム出たしちょっとやってみよう」となりますし、私のようにポケモンに興味が無くても「ポケモンならコンテンツ自体は知ってるし、なんとなく入りやすそう」というイメージを持ちます。

MOBAをやっていた人でも、なんとなくなじみのあるポケモンが題材であれば、「こっちもちょっとやってみよう」となりやすいのではないでしょうか。

 

ポケモンの持つ圧倒的知名度、そこから生まれる「なんとなくの親近感」、実際に自分が引き込まれてみて、現代のポケモンというコンテンツがいかにすごいのか実感しました。

 

現在の私が、結局ポケモンそのものにはあまり興味がわいていないので、ポケモンというコンテンツそのものにハマることは正直あまりない気もしますが、ポケモンはこれからもそうやって成長していくんでしょうね。

 

私の愛するデジモンもそんな存在になってほしいですね。

クリスマス終わりに思い出したクリスマスの思い出~見栄張り編~

世間はクリスマスも終わり、年末年始を迎えようとしています。

忘年会とか新年会とか帰省とか、年末年始らしいことをする機会も減ってしまったのであまり実感はないですが、時は確実に流れているようです。

 

さて、クリスマス終わりのこの時期、ふと数年前の出来事を思い出したので、せっかくなので書きます。

 

3~4年前?ぐらいのクリスマス、もしくは翌日26日での出来事だったと思います。

当時、彼女はいなくて、クリスマスは特に何もなかった(もしくは友達を遊んだ)かと思います。

仕事終わりにコンビニに寄ると、クリスマス用に大量に仕入れたけど売れ残ったケーキたちが安売りされていました。甘いものは好きなので、せっかく安いし、2つ入りのものを買っていっぱい食べようと思い、レジへと持って行きました。

 

店員さんから「フォークお付けしますか?」という質問が来るだろうなと思いつつ、どうせ持って帰るしもったいないから家のフォークで食べよう、フォークは付けてもらわなくていいや、と頭の片隅で考えていました。

いつもどおり、何事もないスムーズな会計となると思っていましたが、店員さんの思いがけぬ発言で私は驚くこととなります。

 

「フォークはいくつお付けしますか?」

 

フォークは!!いくつ!!!お付けしますか!!!!

想定外!!!!!

いや別に一人で食べるだけやし一つでいい、なんならフォークいらんって言うつもりやったんやし「いらん」でいいやろ、と今は思いますが、そのときは想定していなかった質問で少し焦ってしまいました。

別に特別変な質問ではありませんが、この時期にクリスマスケーキを買うという状況、しかも独り身、誰だって無意識にいろいろ考えてしまうものです。

でも、「いらん」でいいんや!おれ!「いらん」でいい!ってかなんならお前が何人でそれ食べようが店員さんにとってはどうでもよくて何とも思ってないぞ!

 

ほんの1秒ぐらい、すごくいろいろ考えたようでいて、でもたぶん実際には焦っているだけで何も考えられてなかったと思います。次の瞬間、自分が口にした言葉に、自分でも驚くこととなります。

 

「2つお願いします。」

 

見栄張った!!

コイツどうでもいいとこで見栄張った!!「いらん」ですべて丸くおさまったのに!!

なんか、ただケーキ食べたかっただけなのに、変な寂しさが生まれてしまいました。

 

皆さん、世間の人々はあなたのことなんて気にしてないです。

知らない人相手に見栄を張っても、自分が寂しくなるだけなので、気をつけましょう。

クリスマス前に書くべきやったかな…