マコトの徒然日記

日々思うことを綴ります。よく頭おかしいと言われます。

【バレー】ネーションズリーグ大阪大会を観戦に行きます

割と今さらですが、バレーボールの国際大会、ネーションズリーグが始まっています。

新型コロナウイルス対策としてイタリアでの集中・無観客開催、東京オリンピックの前哨戦という感じであった昨年とは違い、今年は例年のように世界各地で転戦、有観客という形式です。

すでに男女ともにブラジルラウンド、フィリピンラウンドの2週が終わり、各国8試合を終えています。日本代表はブラジル・フィリピンどちらでも人気が高く、特にフィリピンでは日本開催かと思わされるような熱狂的な歓声・応援を受けており、ニッポンコールまでされていました。自国が出場していない大会で、他国にここまで熱狂的な応援をするのかと、驚かされました。同じアジア人だからということなのか、純粋に日本代表選手がいちバレーボール選手として世界で人気なのかはわかりませんが、日本人としてはうれしい限りです。

 

さて、アツい試合が繰り広げられるネーションズリーグ予選ラウンドも残り1週。女子はカナダでの開催ですが、男子はなんと日本・大阪での開催です!

東京オリンピックは無観客だったので、有観客でバレーの国際大会が日本で開催されるのは2019年のワールドカップ以来ではないでしょうか。2020年のネーションズリーグは、京都の島津アリーナも会場になっていたんですが、コロナ禍が始まって大会自体が中止になってしまいました。

 

満を持して観戦に行ってきます。7/9のチケットをとりました。日本はドイツと対戦する日です。

Vリーグでは見ることのできない石川や髙橋藍をついに生で見ることができるのかとワクワクしています。また、自国の試合ではないにもかかわらず、日本代表の試合を楽しそうに観戦していたり応援していたりするブラジルやフィリピンの人々を見てうれしくなったので、日本戦以外の試合も見たい気持ちが高まりつつあります。

 

そんなネーションズリーグ観戦に備えて、これまでの振り返りとか大阪での期待とかを自分の中で整理しておきたいと思います。

 

【これまでのこと】

〇全体的なこと

日本男子は8試合を終えて現在6勝2敗。イランのようなライバル国にも勝利し、イタリアなどの格上にも勝利をおさめており、絶好調といえます。敗戦についても、世界ランク最上位のアメリカ・フランスに敗戦しましたが、アメリカ戦はフルセットにもつれ込むなど、世界のトップとも十分に戦えるレベルにあるという実感を伴った敗戦でした。

具体的には、オリンピックで見せた多彩な攻撃は健在ながら、サーブ力の向上や、ブロック・ディグといったスパイクに対する守備力の向上が目立ったように見えました。

石川祐希

日本代表の柱であることは言うまでもありませんし、それは変わりません。

すでにステータスは全体的に高いですが、サーブがより強力になった気がします。東京オリンピックでもほしいときにサービスエースをとり、さすが!と思わされることがありましたが、今大会ではさらにサービスエースを量産しています。エースだけでなくても、相手を崩すことも多く、つねに効果的なところを狙えているのではと思います。

 

〇西田有志

こちらも言うまでもなく絶対的エースで、それは揺るぎませんが、サーブ力やアタック決定率がさらに高まっているように思います。そして何より、その実績を背に、今まで以上にムードメーカー的にチームを引っ張っているように見えます。

 

〇山内晶大

今大会ではかなり目立った存在になっているように思います。

スパイカーやセッターの力量によるところも大きいとは思いますが、クイックの打数が多く、そしてよく決まっているように思います。もう一人の主なスタメンである小野寺と比べてもよく決めている気がします。

また、サーブもとてもいいです。これまで、山内のサーブはいいほうやけどそんなに相手を崩しているイメージもない、という印象でしたが、今大会ではよく相手を崩しているように思います。

ブロックでも、ドシャットは他と比べて少ないようには思いますが、よくワンタッチをとって守備に貢献できていると思います。

 

〇宮浦健人

出場はブラジル大会での一部のみですが、十分に存在感を発揮していたと思います。

特にアメリカ戦では西田温存でのフル出場でしたが、西田に負けず劣らずの高い決定力を見せてくれました。清水が代表を引退した後の新生OPですが、すでに西田だけじゃないぞと思わせてくれる存在になっています。アメリカ戦の次の試合では、休養十分で絶好調な西田が暴れ回っており、そういう意味でも、西田頼りにならないための大切な人材だと思い知らされました。(大竹がんばれ)

 

〇髙橋藍

ついこの前、春高で名をとどろかせたばかりな気がしますが、すでに石川とともに日本を支える存在になっています。

今大会、各国がデータを持っていない存在として挑んだ昨年大会や東京オリンピックとは違い、各国も対策をしてきているのかと思われ、攻撃ではそこまで目立ってはいないように思います。

が、そもそも彼のセールスポイントは守備。「リベロが二人いるようだ」というコメントは、今大会中すでに何度か聞いた気がします。それほど、日本の守備(さらにはそこからつながる攻撃)を支える存在です。福澤さんは、レシーブでのポジションどりがとても上手いと分析していました。

 

〇関田誠大

もはや揺るぎない日本代表セッター。藤井が離脱した今、なおさら欠かせない存在です。上記のようにMBも含めたいろいろなアタッカーが世界の高いブロックを相手に活躍できているのを見ると、やはり関田のトスワークによるところも大きいと思います。実際に試合を見ていても「そこからそのトスを上げるか~」「そこでクイック使うか~強気やな~」と思わされることも多いです。

日本代表(ブラン監督)は今、高身長セッター育成によるセッターの大型化を目指しているようですが、やはりまだしばらくは低身長であろうと、関田が日本を支えることになるのではないでしょうか。

 

書き出したらキリがないのでこれくらいにしておきます。

 

【大阪での期待】

〇とりあえず生で見たことない選手を生で見たい

まだ生で見たことのない石川や髙橋藍、関田などのプレーを生で見られるのが何よりも楽しみです。彼らが当日のスタメンであることを祈ります。

 

〇日本戦以外の観戦

フィリピン大会で、自国の出場のないフィリピンの人々が会場を満員にして、日本を熱狂的に応援していたのが、見ていてとてもうれしかったですし、ブラジル大会でも少ないながら日本の選手を応援している人が映るとやはりうれしかったです。

少なくとも、日本戦の前のアメリカvsカナダは観戦したいと思っています。日本人が、自国の試合だけではなく、他国同士の試合も含めて、純粋なスポーツ観戦としてバレーを楽しんでいる姿を見せるのが、フィリピンの人たちへの恩返しになるとともに、これからの国際大会の日本への誘致につながると思います。

という思いはありつつ、世界トップのプレーを生で見たら、そんな考えそっちのけでテンション上がると思います。

個人的には、普段見ているVリーグの外国人選手のなかでも特にクビアクやクレクが好きなので、他国を応援するなら絶対ポーランド!っていう気持ちですが、ポーランドは大阪には来ないので、そこだけは残念ですね。「クビアク代表おつかれ!クレクがんばれ!」ってメッセージ掲げて、ポーランドの人たちに届けたかったです。

 

初の国際試合観戦、とにかく楽しみです。