マコトの徒然日記

日々思うことを綴ります。よく頭おかしいと言われます。

七夕みたいな科学的現象をおとぎ話みたいに説明したやつ

先日、7/7、七夕でしたね。

保育園や小学校ぐらいのころは短冊に願い事を書いたり給食で七夕ゼリーが出たり、いろいろとイベント的な要素がありましたが、年齢を重ねた今となっては何もないので、当日になってニュースなどを見て「そういえば今日七夕か」ってなるぐらいの感覚です。今年もまた然りでした。

 

さて、七夕の話題でよく出てくるものといえば「天の川」ですね。

星(実際には宇宙のゴミなども多く含まれているそうですが)がたくさん集まって川のように見え、それが七夕の日に頭上にきれいに見えるというものだったかと思います。

また、そんな特徴から、天の川を渡って織姫と彦星が年に1回だけ会うことができる日というようなお話も語り継がれています。

そういう一見不思議に見える自然現象とかに、科学の発展していなかった昔の人がファンタジーなお話をくっつけた、というのは割といろいろあると思います。

 

そういうのが今でも語られてるのって、「昔の人が考えて長く語られてきた」っていう理由で今でも語られてるんだと思います。歴史学とか民俗学的な記録として、「過去、この現象はこんなおとぎ話とともに語られていた」というふうに学術的に残っているのではなく、一般の人々にも広く伝わっています。これって、あらためて考えるとすごいなって思うわけです。

 

そういう伝承的なお話って、そもそもそういうことを求めるものじゃないかもしれませんが、別にそんなおもしろいお話ではない。なのに、語り継がれ続けています。

なんか、作り話なはずなのに、語られる場では、なんとなく真実であるかのような雰囲気で語られます。なんとなく「そうなんじゃないか」って思わされる普遍性があるからこそ、ここまでおとぎ話として語り継がれてきたんでしょう。

そういう意味では、科学が発展した今では、すぐに「そんなんありえない」「そんなはずない」「これはこういう原理で・・・」っていうふうになってしまうので、そんなお話はもう生まれないのでしょう。科学の発展によって逆に作れなくなった、というのはなんだか不思議な感じですね。

 

というただの感想でした。

 

 

ここで七夕の思い出をひとつ。

 

高校生のときだったと思いますが、私とは別のところでとある男子がこんなことを言っていました。

「年に1回しか会えんのやし、織姫、七夕と女の子の日が重なったら最悪やな」

 

おとぎ話には変な現実を持ち込まず、おとぎ話のままにしておきましょう。