クリスマス終わりに思い出したクリスマスの思い出~見栄張り編~
世間はクリスマスも終わり、年末年始を迎えようとしています。
忘年会とか新年会とか帰省とか、年末年始らしいことをする機会も減ってしまったのであまり実感はないですが、時は確実に流れているようです。
さて、クリスマス終わりのこの時期、ふと数年前の出来事を思い出したので、せっかくなので書きます。
3~4年前?ぐらいのクリスマス、もしくは翌日26日での出来事だったと思います。
当時、彼女はいなくて、クリスマスは特に何もなかった(もしくは友達を遊んだ)かと思います。
仕事終わりにコンビニに寄ると、クリスマス用に大量に仕入れたけど売れ残ったケーキたちが安売りされていました。甘いものは好きなので、せっかく安いし、2つ入りのものを買っていっぱい食べようと思い、レジへと持って行きました。
店員さんから「フォークお付けしますか?」という質問が来るだろうなと思いつつ、どうせ持って帰るしもったいないから家のフォークで食べよう、フォークは付けてもらわなくていいや、と頭の片隅で考えていました。
いつもどおり、何事もないスムーズな会計となると思っていましたが、店員さんの思いがけぬ発言で私は驚くこととなります。
「フォークはいくつお付けしますか?」
フォークは!!いくつ!!!お付けしますか!!!!
想定外!!!!!
いや別に一人で食べるだけやし一つでいい、なんならフォークいらんって言うつもりやったんやし「いらん」でいいやろ、と今は思いますが、そのときは想定していなかった質問で少し焦ってしまいました。
別に特別変な質問ではありませんが、この時期にクリスマスケーキを買うという状況、しかも独り身、誰だって無意識にいろいろ考えてしまうものです。
でも、「いらん」でいいんや!おれ!「いらん」でいい!ってかなんならお前が何人でそれ食べようが店員さんにとってはどうでもよくて何とも思ってないぞ!
ほんの1秒ぐらい、すごくいろいろ考えたようでいて、でもたぶん実際には焦っているだけで何も考えられてなかったと思います。次の瞬間、自分が口にした言葉に、自分でも驚くこととなります。
「2つお願いします。」
見栄張った!!
コイツどうでもいいとこで見栄張った!!「いらん」ですべて丸くおさまったのに!!
なんか、ただケーキ食べたかっただけなのに、変な寂しさが生まれてしまいました。
皆さん、世間の人々はあなたのことなんて気にしてないです。
知らない人相手に見栄を張っても、自分が寂しくなるだけなので、気をつけましょう。
クリスマス前に書くべきやったかな…