マコトの徒然日記

日々思うことを綴ります。よく頭おかしいと言われます。

ワンピースを振り返りながら学ぶジャネーの法則

2021年となり、新年初となる週刊少年ジャンプの5・6合併号にて、ワンピースがついに1000話を迎え話題となりました。けっこう前から1000話に向けて公式でもカウントダウンがなされたり、ネット上では節目にふさわしい内容を期待したりと、大盛り上がりでした。内容も事前の大きな期待に応えるだけのアツい内容でした。

 

個人的には、ワンピースは頂上戦争が終わった・新世界に入るぐらいからあんまりおもしろくなくなってきて、でもここまで買って読んできたしっていう惰性で読み続けていましたが、ワノ国編に入ってからは久々にとてもおもしろくて、最近は毎週楽しみにしています。

そんななか、1000話に到達したということで、ふと過去のお話を思い返したとき、「この話ってそんな前!?」ってめっちゃ思いました。つい最近読んでいた気がするエピソードが何年も前、みたいなことがたくさんありました。時の流れが速いのか自分の精神的成熟が遅いのか、自分のなかでは大学生ぐらいから時が進んでいる気がしない27歳です。

 

ということで、せっかくなのであらためてちゃんと時の流れを振り返りたいと思います。

(まとめやすいので単行本単位でいきます)

 

エピソード 発行年
1 東の海編 1997
2 1998
3
4
5
6
7 1999
8
9
10
11
12 2000
13 アラバスタ編
(グランドライン突入~ウイスキーピーク~リトルガーデン~ドラム王国~アラバスタ)
14
15
16
17 2001
18
19
20
21
22 2002
23
24 空島編
(ジャヤ~空島)
25
26
27 2003
28
29
30
31
32 2004
33 ウォーターセブン編
(ロングリングロングランド~ウォーターセブン~エニエスロビー)
34
35
36 2005
37
38
39
40
41 2006
42
43
44
45 2007
46
47 スリラーバーク編
48
49 2008
50
51 頂上戦争編
(シャボンディ諸島~女ヶ島~インペルダウン~マリンフォード)
52
53 2009
54
55
56
57 2010
58
59
60
61 2011
62 魚人島編
63
64
65 2012
66
67 パンクハザード編
68
69 2013
70
71 ドレスローザ編
72
73 2014
74
75
76
77 2015
78
79
80
81 ゾウ編 2016
82
83 ホールケーキアイランド編
84 2017
85
86
87
88 2018
89
90
91 ワノ国編
92 2019
93
94
95
96 2020
97

 

 ワノ国編も、すでに始まってから2年ぐらい経っていて、単行本も7冊出ています。この時点で驚きです。

そもそもワノ国編は広義ではパンクハザードから始まっているという考えのもとでは、8年ぐらい経っています。ローや錦えもんってそんなに長い間レギュラー出演キャラだったんですね。現時点で連載期間の約1/3です。

また、ワノ国編で満を持して麦わら海賊団に加わったジンベエ、加入宣言は魚人島ラストだったと思うので、こちらも「仲間になるはずやけど正式にはまだ」状態が約8年続いたことになります。初登場からは10年以上経っている感じです。そう考えると仲間になったのは本当に感慨深い。

 

麦わら海賊団加入でいえば、ジンベエ加入前の直近キャラはブルック。(サンジの脱退騒動とかそういうのは除きます)ブルック加入はスリラーバーク編で50巻、2008年です。

な!な!なんと!ワンピースはすでに100巻に到達しようとしているので、ブルック加入は折り返し地点、約13年前でした。衝撃。

個人的にはつい最近加入したメンバーでまだまだ新参者なイメージでした。ブルックの加入までとブルック加入から現在までの期間がほぼ同じというのはにわかに信じられません。

 

他にも見ているといろいろと「それってそんな前!?」みたいに思うことがたくさんありましたが、何が言いたいかというと、「体感と実際の時の流れに乖離が生まれている・乖離が大きくなっている」ということです。

そんなに時間が経っていないように感じていたが、あらためて考えるとめちゃくちゃ時間が経っていたというのは、誰しもある程度年齢を重ねれば経験のあることで、「光陰矢のごとし」というように昔からあるあるだったようです。

 

「年齢を重ねるごとに体感時間が短くなる」というのをジャネーの法則というようです。ジャネーさんが理論的に説明したのでジャネーの法則です。

ジャネーさんいわく、例えば10歳のAさんと50歳のBさんが1年という時間を体感するとき、Aさんは自分が生きてきた10年を基準として考えて、1年は人生の1/10と感じ、一方でBさんは人生の1/50と感じる。年齢を重ねるほど比べる基準となる母数が大きくなるため1年の体感は短くなる、というものです。

なんか昔トリビアでも観た気がします。

 

まさかワンピースを読んでいて、これを実感するとは思いませんでした。特に社会人になってから、年々時の流れが速くなっているように思います。

昔の思い出をなつかしむのもいいですが、あんまり細かく振り返ると、思いがけず時の流れに衝撃を受ける可能性があるので、ご注意ください。

つい最近のことのように思うことは、つい最近の出来事だと思っておいたままのほうがいいかもしれません。