マコトの徒然日記

日々思うことを綴ります。よく頭おかしいと言われます。

サービス業に学ぶ対人コミュニケーション

「コイツこの前もこの話しとったやん。何回その話すんの?」って思うことありませんか?

 

 

 

この前、美容院へ行きました。

 

通い始めてかれこれ7年目になるところで、ずっと同じ美容師さんに切ってもらっているので、私としては常連としてけっこう仲良くなっているつもりです。

いつものように髪の毛を切ってもらいながらいろいろとお話をしていました。

「この前イナズマロックフェス行ってきたんですよ~」みたいな感じで。

美容院でのお話となると、一般的に、前回散髪に来たときから今回までの間の出来事なんかをお話することが多いのではないかな~なんて勝手に思ったりしています。

もちろんこちらから一方的にお話するわけではなく、美容師さんもいろいろとお話してくれます。

「いいなあ~。私は安室ちゃんの引退ライブ行きたかったわ。この前、昔行ったライブのDVD買ってん!」みたいな。

 

 

そんな風にお話している一方で、私の頭の中では、「サービス業で人とお話するような仕事をしている人にとって、一つの話題の賞味期限ってどのくらいなのか?」という疑問が浮かんできました。

 

 

美容師さんがある日、何かおもしろい出来事に遭遇したとします。

次の日に来たお客さんに「こんなことがあったんですよ~」ってお話するとします。

美容院に2日連続で来る人はおそらくいないので、さらに次の日に来るお客さんにも「こんなことがあったんですよ~」ってお話するかもしれません。

 

どんなに短くても1か月ぐらいはそのお話をお客さんにし続けても、おそらく同じお客さんにその話をしてしまうことはないでしょう。

 

でもそこまでいくと、美容師さんもそのお話を誰にして誰にしていないかわからなくなってしまうでしょう。

そんな感じで、「お前その話この前もしとったやん」ってならずに、お話のネタのストックとして持っていられるのってどれくらいなんでしょうね。

 

 

 

 

しかし、ここでさらなる問題が一つ。

 

きっと美容師さんのお話を聞いているのはお客さんだけではありません。

隣で別のお客さんを相手にしている別の美容師さん(美容師Ⅱとしましょう)の耳にもそのお話は聞こえているでしょう。

美容師Ⅱからしてみれば、美容師さんがそのお話をし始めた日であっても、2人目のお客さんにそのお話をした時点で、「美容師さんまたあの話しとるやん」となってしまうわけです。

つまりその場合、一つのお話のネタは1回限りしか使えないことになります。

 

 

 

サービス業ってシビアですね。

 

 

 

 

 

きっとお客さんも美容師Ⅱもそんなこと気にしてないんでしょうけどね。