【バレー日本代表】柳田将洋の前髪にかかる日本国民の祈りと願い
かなり久しぶりの更新になりました。
世間は未だひたすら某感染症の話題で持ちきりですが、2021年も4月になって新年度を迎えました。みなさまいかがお過ごしでしょうか。
さて、最近の個人的に大きなニュースといえば、2021年度バレーボール日本代表が決まりました。久原が入っていないなど感想はいろいろありますが今回は置いておきます。
今回のお話はそんな日本代表歴も長く、昨年度は主将も務めたこの方。
柳田 将洋
1992/7/6生(28歳)
※手元にあった月刊バレーボールより
おそらく日本の男子バレー界でいえば、知名度・人気ともにトップ3には入るでしょう。
しばらく海外のチームに所属していましたが、昨シーズン(20-21)から古巣サントリーサンバーズに戻り、日本のVリーグを盛り上げました。名実ともにトップクラスの彼は大注目のなか大活躍し、サントリーの14年ぶりのリーグ優勝に貢献しました。
個人的には、柳田はもともと特別好きな選手というわけではなかったですが、「柳田が帰ってきた」というニュースを見てから、別の意味で注目していました。
柳田といえば、同世代の石川祐希と並んで、実力もさることながらその顔面で多くの女性ファンを獲得しています。彼らの実力+そういう人気が近年の男子バレー人気の大きな要因でもあります。
柳田が日本に帰ってきたというニュースとともに、柳田目当てにサントリーの試合に押し寄せる女性ファンの多さもよく取りざたされていました。
それを見たとき、さすがの人気だとは思いつつも、どうしても拭いきれぬわずかな違和感が、申し訳程度の罪悪感とともに私のなかに生まれてしまいました。
今に始まったことではありませんが、柳田の前髪。
ソーシャルディスタンスへの高い意識がうかがえます。
今シーズンからはヘアバンドを着用するようになりました。
コロナ禍にあるためか、より一層意識が高まっているようにも見えます。
密を避ける柳田の前髪とは裏腹に、柳田のもとへ駆けつける女性ファン。
女性人気って、髪の毛関係ないんですね。
特に男性にとっては、個人差はあれど、年を重ねるにしたがって髪の毛が失われていくリスクにさらされ、世間ではまるで髪の毛がその人の魅力を表す指標であるかのように、髪の毛が失われる=男性の魅力が失われる悲しいことというなんとなくの共通認識が存在します。
しかし、柳田はこの共通認識を覆しています。それ以外の魅力が強すぎるのかもしれませんが、それでも「髪の毛は重要な要素ではない」と感じさせてくれるだけの現実が、目の前にはあります。柳田が人気であることはすべての日本男児に勇気と希望を与えるのではないでしょうか。
とはいうものの、ネット上では柳田の前髪を揶揄する声もやはりあります。女性ファンとしても、柳田の魅力の本質は変わらなくても、やはり前髪には踏みとどまってほしいという思いもあるのではないでしょうか。
男性・女性ともに、視点の違いはあれど、それぞれの大きな期待が彼にはかかっています。そんな全日本国民の期待を背負い、大活躍を続けてほしいですね。
ちなみに私は久原翼推しです。
今月の月バレ、サントリー優勝、男子日本代表決定の特集です。