マコトの徒然日記

日々思うことを綴ります。よく頭おかしいと言われます。

【浦島太郎】なんか知らん間に呼び方変わったバレー用語

私、実は中学高校とバレー部でバレーボールをしていました。

 

 

当時(2000年代後半)の男子バレーはというと、人気がまったくなく、私のまわりの学校を見ても部員数が少ない学校が多かった印象です。私自身も、中学高校ともに同学年は私を含めて3人しか部員がいませんでした。高校にいたっては、最初、新入生私1人のみ、2年生2人、3年生7人で、5月に3年生が引退して全部員3人という廃部の危機にさらされたくらいです。(必死で集めてなんとか7人になりましたが)

 

現在では、大人気漫画『ハイキュー』や日本が誇る大エース石川祐希などの影響もあり、男子バレーも当時よりは人気があるのではないでしょうか。

 

そんな男子バレー人気のなか、高校卒業とともにバレーから離れて久しい私も、数年前からバレー熱が再燃しつつあります。

自分もバレーを再びやり始め、また試合動画をいろいろと見るようになりましたが、私がバレーをしていたころよりも耳慣れないカタカナ用語が増えているように思いました。

どうやら、世界基準の呼称に統一しようという流れになっているようで、日本のバレー界も呼び方を改めているようです。

ということで、自分の勉強もかねて、呼び方が変わった(と思う)用語をご紹介します!ワールドカップやオリンピックを観るときなど、お役に立てればと思います。

 

 

 

【ガラッと変わった用語】

 

①レセプション

初めて聞いたとき、なんじゃそれって感じでした。

サーブに対するレシーブのことです。もともとサーブレシーブとかサーブカットと言われていたものです。

Receiveの名詞形のReceptionだと思います。もともとの意味は受け取ること、転じて歓迎や接見・応接、またホテルのフロントなどの意味もあります。プレーの始まりであるサーブを受けて、プレイの開始に応じるみたいな感じでしょうか。

 

 

②ディグ

これまたなんじゃこれ案件

レセプションがサーブに対するレシーブであったのに対し、こちらは相手のスパイクに対してのレシーブのことです。

まあ語源はDigでしょう。掘るという意味の単語ですね。相手のスパイクに対しての守備として、ブロックはネットディフェンス、レシーブはフロアディフェンスと呼ばれます。床に突き刺さるスパイクを拾い上げる、掘り起こすみたいなイメージなんでしょうかね。

 

 

【ポジション】

WS、MB、OP、R、LS・・・

ポジションの呼び方も変わったように思います。

 

オポジット(OP)

ポジション部門No1なんじゃこれ

ローテーション上、セッターの対角のポジションのことです。

一般的に、セッターはライトに配置されることが多いため、オポジットはライトアタッカーであることが多いです。全日本男子でいえば、私は世代的に清水の印象が強いですし、今の世代では西田が代表例になるのでしょう。ライトアタッカーという役割を担うことが多いため、左利きのエースアタッカーが配置されることが多いのかなと思います。

ハイキューでいえば、澤村やVリーグ編の日向がオポジットでした。攻撃要員でありながら、守備に優れていたりセッターの代役を務めることができたりと、全体の補助的な役割として配置されることもあります。

 

 

ミドルブロッカー(MB)

いわゆるセンターです。

ネットの真ん中から、全方向へブロックをしに行くネットディフェンスの要であり、攻撃においては主に速攻攻撃を担います。速攻や移動技(ブロード)などで相手の守備を攪乱する囮の役割も担います。

ブロックや速攻など、純粋な高さだけでなくとにかく早く高い位置に到達することを求められるポジションでもあり、他のポジションに比べても特に身長の高い人が配置されることが多いです。

前衛にいるときは、打つ打たないにかかわらずとにかく速攻に入る必要があるため、その妨げとなるレセプションには基本的には参加しません。ネット際とか、サーブが飛んでこないところにいて、他の人にレシーブを任せることが多いです。

後衛にいるときはリベロと交代することが多いです。

 

 

③アウトサイドヒッター・ウイングスパイカー(OH・WS)

外側からスパイクを打つ人。つまり、レフトアタッカーやライトアタッカーを指しますが、ライトアタッカーはオポジットと表現されることも多いので、レフトアタッカーを指すことが多いです。いわゆるエースですね。

普段の攻撃はもちろん、レシーブが乱れたときとか困ったときにもトスが集まるポジションです。また、攻撃力を重視されがちなポジションですが、守備に参加することも多く、牽制としてサーブなどで狙われるポジションでもあるので、攻守ともにちゃんとこなす必要があります。

大エースとして注目を集める人たちは、スパイクばかり注目されがちですが、守備力に優れていることも多いです。例えば、この前の2020春高で大注目の中で東山高校を優勝へ導き高校生ながら日本代表に選出された高橋藍は、守備力に優れていてレシーブから流れるように攻撃に参加できる、攻守ともに能力が高い選手の代表例です。

 

 

 

ひとまず、特によく聞く用語はこんな感じではないでしょうか。

これだけ知っていれば、ひとまずは何言っとるかわからんとならずに試合を見れるのではないでしょうか。

正直、書き始めたらキリがなかったので、そもそものバレー用語はぜひハイキュー!!を読んでみてください!

 

 

 

ハイキュー!! 44 (ジャンプコミックスDIGITAL)

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