過酷な運命を背負った安定志向なエンターテイナーと同居します
長年のあこがれである、ハエトリソウを買いました。
かっこよすぎませんか。
この中二心をくすぐる感じは何なんでしょうか。
めちゃ強そう。あのダーウィンもかなり興味をもって熱心に研究していたのだとか。
そりゃそうでしょう。魅力的すぎ。
ただ、いろいろ調べてみたら、この人にも意外な一面が。
口を閉じるのにすごくエネルギーを使うらしいです。
仮に口を閉じるのを見たいといって指で刺激して、空振りさせていると
エネルギーを使いすぎてしまって枯れてしまうこともあるそうです。
また、虫が口の中に入ったとき、反応後から口を閉じるまで0.5秒らしいですが、
それでも虫を取り逃すことが多々あるそうです。空振りですね。
狙った獲物は逃さない最強のハンターと言わんばかりの猟奇的な見た目ですが、実は
この人たちは、成功率があまり高くなく、なおかつ一つのミスが致命的なものとなる、
常に死と隣り合わせの狩りを宿命づけられた一流ハンター一族なのです。
生まれたときから過酷な運命を背負わされ生きてきた。
彼の魅力はそこにあったというわけですね。
ちなみにこの人たちは別に虫を食べなくても十分成長するそうです。
近づくものを食い尽くす魔界に咲く花のごとく邪悪な見た目ですが、意外に安定志向なんですね。
じゃあそのギミックいらんくね?バカなの?(ハンディキャップ理論とかありますけどね)
根っからのエンターテイナー気質なのかもしれないですね。
調べてみるとそのミステリアスさから、よりいっそう彼らの魅力に取り憑かれました。
ハエトリソウの飼育はけっこう難しいそうなので、(家に届いたときすでに一人黒くなって死にかけでしたが)がんばって育てたいと思います。