【新テニスの王子様感想】日本vsドイツに学ぶ自らの愚かさ
最近いろいろあって、ネタは浮かびつつもなかなか文章が書けず、ぜんぜん更新していませんでした。
以前にしていた『新テニスの王子様』日本vsドイツのオーダー予想。
今となってはこのブログの閲覧のほとんどがその記事のようです。『キン肉マン』は人気がないんですかね。新テニの前に一番閲覧されていた、『ガッシュ』のパムーン最強呪文考察記事がなぜか最近また閲覧数がトップになりました。
なんかよくわからないですね。
ダブルス2のオーダー判明時に少し予想を修正しましたが、それ以降、一度言ったことをあれこれ修正するのもどうかと思い、お話が進んでも特に何の言及もしませんでした。
が、今の展開がアツすぎるので、感想だけ書きます。
ダブルス2終了後、シングルス2が始まりました。ドイツはやっぱり手塚。対する日本は・・・
まさかの神の子・幸村。選択肢にも一切入れてなかったので、とても驚きましたし、個人的な因縁も特にない手塚と幸村、両者とも相手を封じ込めるような視覚的派手さのないプレースタイルなどなど、「この試合どう盛り上がるの?」という不安もありました。
先に謝ります。すみません。
この試合、アツすぎ。
現状では、この試合の物語上の位置づけとしては、
①これまで個々の実力者たちがそれぞれに打倒手塚を熱望していたが、彼らがついに団結し、打倒手塚最終兵器として作り上げられた幸村が戦いを挑む。
まさに、手塚vs全中学生の構図。中学生代表として、手塚との個人的因縁のあまりない幸村を採用することで、中学生内の不公平感がなく、誰か一人だけが打倒手塚を果たしてスッキリする、というひいきが起こらないようにしています。
手塚としては、プロに向けて、全中学生全員まとめて倒して今までのしがらみを払拭するかのような雰囲気です。
②全国大会決勝で天衣無縫に敗れ、ワールドカップエキシビジョンでは天衣無縫を否定した幸村が、打倒天衣無縫に挑む。
ちゃんと、幸村が手塚と戦う意味も用意されており、「なんで幸村?」という部分も解消されています。
まったく予想だにしなかった対戦カードでしたが、特定ファンが喜び特定ファンが不満に思うみたいなこともなく、すごく上手い物語展開だと思います。
ちなみに、幸村は手塚に挑むにあたり、切原に対して、「天衣無縫になれなくても勝てることを証明する」と言っています。試合前日の切原のリョーマとの特訓は、完全に切原出場&覚醒の伏線として扱っていましたが、幸村vs手塚のための伏線であった可能性が高まってきました。
次のダブルス1のオーダーもなんとも言えなくなってしまいました。とはいえ、じゃあ天衣無縫になったジークフリートの相手は誰がするんだという話にもなってきますし、かといって次の試合にまで幸村と切原のくだりを持ち越すのかといわれると違う気もするし、難しいところです。
まあ、天才許斐先生相手にオーダー予想なんて不可能だと思い知ったので、これからの展開も楽しみに読みたいと思います。